こんにちは
群馬県前橋市のリフォーム会社ニチゼン住宅プラザの笹口です。
今回も前回に引き続きマンションリフォームについてご紹介したいと思います。
前回の記事はマンションの選定について私、個人の観点でご説明させていただきました。
前回の記事はこちら
前橋市マンション物件情報
今回は実際に私が前橋市のマンションで購入した物件のリフォーム例をご紹介したいと思います。
まずは物件の情報から
住所 前橋市天川原町
物件種別 マンション
建物構造 RC
築年月 築32年
間取り 2DK 50㎡以下
管理体制 自主管理
駐車場近隣一台5000円~
物件情報で一つチェックかなと思うのが管理体制です。
私が購入した物件は自主管理となっていて管理組合がしっかりとしており、修繕積立金の遅延もなく、また、議事録の管理もしっかりなされていました。
自主管理のいいところは管理料金が安いところでもあります。
私たち夫婦の物件は管理料金と修繕積立金が合わせて1万円以下です。
もう一つこの物件のポイントがあります。
50㎡以下と言う点です。
50㎡以下の物件は住宅ローンの取り扱いがないという銀行がありますのでローンの審査を申し込むときはよく注意してください。
住宅ローンの代わりに一般的には無担保ローンというローンを使って審査をします。
住宅ローン控除のお話もありますが群馬県は改正されたので50㎡以下でも問題はありません。21年度から40㎡以上から大丈夫です
住宅ローン控除、要チェックポイントなのでしっかりと抑えておきましょう。
物件の立地は前橋駅からほど近いケヤキウォークから徒歩5分程度の好立地です。
物件の購入をするときはどこをリフォームしようかなと考えながら決めていきます。
それでは今回はリフォーム前のチェックポイントを写真でご説明していきたいと思います。
大変長くなってしまいますので今回はキッチンからご説明します。
マンションリフォームのチェックポイント
キッチンの工事前写真


6畳のキッチン、床がクッションフロア、壁紙は量産クロスで仕上げてあります。
そこまで汚くはなく、このままでも、少し床に手を入れれば住めますよね。
キッチンは2500のキッチンで使用感はありますが問題なく使えそうです。
シングルレバー混合水栓から水漏れと、排水のパッキン不良での水漏れ、両方が水漏れしていましたがこれは蛇口の交換とパッキンの交換ですぐに直るので問題なしです。
レンジフードもかなり年式は古かったですが、電源を入れても異音はなく掃除もしっかりとされていたのでこのまましばらく使おうと判断しました。
キッチンと、床の色、照明の色、壁紙の色、建具の色が白なのですが、微妙にグレーかかっていて全体的に寒そうな内装です。
お部屋を賃貸で貸すときや、売却する時のことを考えて、このキッチンをもう少し温かみがあり、キッチンと建具の色をよく見せられるように考えてリフォームするプランを立てました。
前橋市マンションリフォームキッチン編
誰でもリフォーム案を考えているときが一番楽しいはずです。
私も自分の物件ということもあるので胸を踊らせながらリフォーム案を考えました。
床は会社に余っているフローリングを少し追加で注文して使おう、照明は気分で帰
換えられるようにしようなどです。
私はクロスの選定に関しては自信があり、カラー検定の勉強も専門の学校で履修しています。
床は無垢のフローリングを上張り
クッションフロア剥がさないの?と思うかもしれませんが、今はボンドが相当にいいので全く問題なくフローリングが施工できます。
コストも抑えられて施工も早くおすすめです。
あまりにめくれている場合はその部分をカットしたり、仕方なく剥がすことがありますが、今回はそのまま上張りで仕上げてあります。
投資物件リフォームはコストも意識していかないとです。
フローリングはノダのフローリングを選びました。
種類はラスティックフェイスのJベースウォールナットです。
表面の1ミリほどが天然無垢の素材でできていて匂いも足さわりも本格使用のフローリングになります。
施工した写真がこちら

フローリング工事が施工完了した後は照明工事です。
LEDのダウンライトを埋め込み、
ライティングレールを取り付けスポットライトを2台取り付けます。
その他、収納を増やすために、冷蔵庫の上に吊り戸棚を取り付け、
食洗機を取り付けしました。
食洗機は置き型の食洗機ですが、今はスリムタイプもあるのでキッチンを圧迫することなく設置できるのでとてもおすすめです。
昔はでかくて食洗機を置くと料理をするスペースが小さくなるとなりましたが、少しだけ工夫をして料理をする場所を確保して取り付けてあります。
リフォーム完成写真
前橋市マンション、キッチンリフォーム写真1

前橋市マンションキッチンリフォーム写真2

吊り戸棚、食洗機写真取り付け写真

吊り戸棚は大型の冷蔵庫置いても上が当たらないようにサイズをしっかり確認しながら取り付けてあります。

食洗機の専用の分水栓を取り付け、古いシングルレバーだと固着がすごくて分水栓を取り付けるまでに外すのがとても大変な作業になります。

年式の古いマンションや、アパートのキッチンでは必ずある、ステンレス板金のカウンター部分に食洗機を乗せることでキッチンの調理スペースを確保してあります。
白い台は電気屋さんにも売っている洗濯機用のかさ上げスペーサーです。
高さを測ると2ミリほど低くなるので耐震用のゴムマットを挟み高さを合わせて取り付けてあります。
動かしても動く事無く安定して使うことができます。
純正品もあるようですが、純正品は値段も高いのでこのパーツで代用するといいと思います。
スリムタイプの食洗機をさらにカウンターに乗せて使うので料理スペースはしっかり確保できます。
賃貸でお住まいのマンションでもこのやり方は非常に便利だと思いますので是非やってみてください。

壁紙は目の錯覚も少し利用して選んでみました。
今回は長い方が長く見えるように考えています。
玄関からの通りは出窓に向けてフローリングの目を張っています。
また、奥は色を少し暗くすることで奥行きが深く見える効果があります。
キッチン隣の和室から見たときは、

キッチンに向かって木目を張っているので圧迫感が少し感じないで済むと思います。
あくまで個人的見解なので宜しくお願いします。
また、色味はつけすぎると窮屈に感じることがあるので気をつけましょう、
次回説明する和室も少し説明しますが、
和室のアクセントクロスに関しては色がぼやけるように意識してあります。
これはテレビ等を置いたときにテレビの黒色が目立ち狭く感じるのを防ぐためです。
淡い色には空間を和らげる効果があると思います。
狭い場所には淡い色を合わせて使うのもありです。
キッチンのクロスの組み合わせはお部屋の形などもありますので木目のクロスを選ぶときの木目の向きなどはよく打ち合わせした方が良いと思います。
一番は自分がこれがいいと思った壁紙を選ぶことかなと思います。
前橋市マンションリフォームキッチン編、最後までご閲覧いただきありがとうございます。
次回は和室のリフォームご紹介をしたいと思います。
皆様のリフォームのご参考に少しでもなればうれしいです。
ただし、この説明は、私の個人的感覚も混ざってますのでご理解の程宜しくお願いします。
最後もう1枚キッチンの写真をご紹介します。

笹口章浩